住宅ローン、銀行はどう選ぶ?仮審査から実際の選択まで

奮闘記
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前回までの記事では、土地探しに苦労した経緯についてお伝えしてきました。
今回は、土地探しと並行して進めていた、住宅ローンを受ける銀行探しについてお伝えします。

多くの方が、新築を考える際、土地を探し、建築業者を探すことに意識を向けると思います。
しかし同時に、銀行融資、いわゆる住宅ローンを受けて家を建てるという方がほとんどのはずです。

私自身が銀行を選ぶまでにどんなことを調べ、何を基準に判断したのかをお伝えします。
なお、私が家を建てた7年前の情報ですので、現在の金利上昇や物価上昇は考慮されていませんのでご了承ください。


まずやるべきは、銀行での仮審査

現在(この記事のもとになった経験をした当時)は、ローン金利が低い傾向にあり、大手銀行や地場銀行だけでなく、イオンや楽天といったネット銀行でも、住宅ローンを取り扱っています。

選択肢が多いこと自体はありがたいのですが、その分、何を基準に選べばいいのか、最初は戸惑うことになります。

さぁ家を建てよう!と思ったときに、まずやっておくべきことがあります。
それが、銀行での仮審査です。

簡単に言うと、銀行に行って、「どれくらい借りられるか?」を仮に審査してもらう、ということです。

そのままの説明で恐縮ですが、実際にこれが第一歩になります。

不動産業者に行っても、建築業者に行っても、「銀行で仮審査は受けていますか?」と聞かれたり、「まず仮審査を受けましょう」という話になったりします。

これは、融資を受けられるかどうか、つまり支払い能力があるかどうかの目安にすることが目的です。

仮審査では、一般的に、年収、勤務先、勤続年数、他に借入があるかどうかといった情報をもとに、銀行が「この金額までなら貸せそうだ」という目安を算出します。

本審査に比べて必要な書類も少なく、結果が出るまでの期間も短いのが特徴です。
早ければ即日、長くても数日程度で結果が分かることが多く、まずは気軽に受けてみるものだと捉えておくとよいと思います。

ここで注意しておきたいのは、仮審査の結果=借りられる上限額とは限らないという点です。
あくまで目安であり、実際にいくら借りるか、無理なく返せる金額はいくらかは、別に考える必要があります。

銀行によっては、仮審査の基準や、重視するポイントが微妙に異なることもあります。
複数の銀行で仮審査を受けてみて、条件を比較するという進め方も、選択肢の一つです。

仮審査の前に、知識を集めておく

仮審査を受ける前に、銀行に相談に行ったり、住宅ローンの説明会を開催している建築業者に話を聞きに行ったりして、ある程度の知識を得ておくのがよいと思います。

私自身も、複数の銀行に足を運び、実際に話を聞いて回りました。
また、工務店主催のローン講座に参加したこともあります。

以前の記事でも触れましたが、分からないことや疑問に思うことは、納得するまで質問することが大切です。
住宅ローンは、人生の中でも特に大きな金額を扱う契約になります。
曖昧なまま進めてしまうと、後々のトラブルや後悔にもつながりかねません。

住宅ローンには、借りる金額そのものだけでなく、ローン保証料や融資手数料といった経費が発生します。

ローン保証料は、万が一返済ができなくなった場合に備えて、保証会社に支払う費用です。
借入金額や返済期間によって金額が変わり、一括で支払う方法と、金利に上乗せして分割で支払う方法があります。

融資手数料は、銀行が融資の手続きを行う際にかかる事務手数料です。
銀行によって、定額制のところもあれば、借入額に応じた定率制のところもあり、この違いだけでも、総支払額に数十万円単位の差が出ることがあります。

また、土地や建物を購入する際には、印紙代、登録免許税、司法書士への手数料など、多くの諸経費が必要になります。

印紙代は、契約書に貼る収入印紙の費用で、契約金額に応じて金額が決まります。
登録免許税は、土地や建物の所有権を登記する際にかかる税金です。
司法書士への手数料は、この登記手続きを代行してもらうための費用です。
(登記手続きは個人でも手続き可能ですが、銀行側が認めていない場合もあります)

これらの諸経費は、物件価格の3〜7%程度が目安になることが多いとされています。
数千万円の買い物であれば、諸経費だけで100万円を超えることも珍しくないため、事前に把握しておくことが大切です。

こうした経費もすべて含めて、総額でいくら必要になるのか、建物にいくらまで使えるのか、といったことを算出しておく必要があります。

資金計画は、建築業者に相談すれば作ってもらえる

ここまで色々と書きましたが、実は、建築業者に相談に行けば、こうした内容をすべて網羅した資金計画書を作成してもらえます。

全部を自分自身で確認したり、計算したりする必要はありません。

専門家に任せられる部分は任せて、自分たちは「何を優先したいか」という判断に、しっかり時間を使う方が、結果的には良い選択につながると思います。

資金計画書には、通常、借入金額、返済期間、金利タイプ、月々の返済額、諸経費の内訳といった項目がまとめられています。
複数のプランを比較できる形で提示してもらえることも多いので、「この条件ならどうなるか」を、その場でいくつも確認できるのも助かるポイントです。

私自身は、元利均等の固定金利を選びました

ここまで一般的な説明が中心になってしまったので、私自身の話も少しお伝えします。

私は、元利均等返済の固定金利で、住宅ローンの融資を受けました。

固定金利を選んだ理由は、毎月の支払額が一定になるため、家計の計画が立てやすいことです。
また、金利が固定されているため、今後の金利上昇を心配する必要がないという点も、大きな決め手になりました。
※2026年現在、金利は上昇傾向にあり、当時の選択を行なった自分を褒めている最中です。

ちなみに、頭金なし、ボーナス払いなしという条件で組んでいます。

一方で、ネット銀行は選択肢から外しました。

ネット銀行は、当初の金利がかなり安いというメリットがあります。
しかし、半年や1年といった期間限定の縛りがあったり、その後の金利変動が見えにくかったりするという点が、私にとっては不安要素になりました。

また、基本的に全ての手続きをネット経由で自分で行う必要があるので、スムーズに進まなかったり、分からない箇所を確認するのに時間がかかったりします。

住宅ローンの金利タイプには、大きく分けて「固定金利」「変動金利」「固定期間選択型」の3種類があります。

固定金利は、借入期間中ずっと金利が変わらないタイプです。
返済額が一定なので計画が立てやすい一方、変動金利に比べると、金利水準そのものはやや高めに設定される傾向があります。

変動金利は、市場の金利情勢に応じて、返済中に金利が見直されるタイプです。
当初の金利は低めに設定されることが多いですが、将来的に金利が上昇すると、返済額も増える可能性があります。
また、決まった期間毎に金利の見直しが発生するので、その行為が煩わしいと感じ選択しませんでした。

固定期間選択型は、当初の一定期間だけ固定金利とし、その後は変動金利に切り替わる、いわば中間的なタイプです。
ネット銀行の住宅ローンには、この固定期間選択型が多く見られます。

もちろん、これが唯一の正解というわけではありません。

それぞれの家庭のライフプランに合わせて、最適な方法を検討していただければと思います。

まとめ

今回は、私自身の経験というよりも、住宅ローンの仕組みに関する説明が中心になった内容になりました。

それでも、実際に銀行を選ぶ際の考え方や、私自身が固定金利を選んだ理由が、これから住宅ローンを検討する方にとって、何かしらの参考になれば幸いです。

まずは仮審査を受けること、そして分からないことは納得するまで質問すること。 この2つを意識するだけで、住宅ローン選びの不安は、かなり軽減されるはずです。

次回も、引き続き家づくりの経緯についてお伝えしていきます。

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