「カーテンもハウスメーカーにお願いするもの」。
そう思い込んでいる方は少なくありません。
実は、カーテンを自分で準備することで、コストを抑えながら自分好みの空間づくりができます。
自ら新築を設計し7年間住み続け、業務でも10年以上新築・リフォームに携わってきた私が、カーテン選びで失敗しないためのポイントをお伝えします。
読み終える頃には、窓周りをどう準備すればよいかがはっきりします。
結論からお伝えすると、窓のサイズを既製品に合わせることで、カーテンにかかる費用を大きく抑えられます。
(エアコンを別工事にしてコストを抑える方法については、別記事「エアコンは別工事が得?」でも詳しく解説しています。窓周りと合わせて、引き渡し後に自分で手配できる設備の工夫として、あわせて読んでみてください。)
カーテン選びに時間をかけたくない気持ち、よく分かります
新築の打ち合わせでは、決めることが山ほどあり、カーテンにまで手が回らないという方も多いはずです。
打ち合わせで疲れている中、窓周りのことまで細かく検討する余裕がないという気持ちは、とても自然なものです。
私自身も自邸を計画する際、カーテンについては後回しにしがちでした。
とはいえ、窓の数だけカーテンが必要になるため、家全体で見ると意外と大きな費用になる部分でもあります。
だからこそ、早めに方針を決めておくことで、後々の負担を減らすことができます。
特に、間取りが決まった段階で窓のサイズを把握しておけば、余裕を持って比較検討する時間を確保できます。
カーテンを自分で準備するという選択肢を知っているかどうかで、かかる費用は大きく変わってきます。
窓が10か所以上ある家も珍しくなく、それぞれにカーテンが必要になることを考えると、単価の差が積み重なって大きな金額になります。
一枚あたりの差は小さく見えても、家全体でまとめて比較すると、選び方次第で数万円単位の差が生まれることもあります。
問題の本質:ハウスメーカー任せにすると割高になりやすい
多くの方が、カーテンも家と一緒に用意してもらうものだと考え、価格を比較せずに任せてしまいます。
問題の本質は、ハウスメーカー経由のカーテンと、自分で量販店などから購入するカーテンとで、価格に差があることを知らないまま契約してしまうことにあります。
カーテンなども自分で準備すると安く抑えられます。
ニトリなどで数千円から販売していますし、種類も多く、機能的なものが数多くありますので、安っぽくなることはないでしょう。
こうした選択肢を知らずにハウスメーカー経由で決めてしまうと、同じような機能や見た目のカーテンでも、割高な価格で購入することになりかねません。
窓の数が多い家ほど、この差は積み重なって大きな金額になっていきます。
さらに、自分で選ぶことで色や柄の選択肢が広がり、インテリア全体の統一感を出しやすくなるという利点もあります。

原因は3つ。すべて「窓サイズと選び方」に関係しています
窓のサイズを既製品に合わせていない
窓のサイズを既製品のカーテンサイズに合わせれば、より安価に抑えられます。
逆に、特殊なサイズや形状の窓にすると、既製品のサイズがないということもあり、オーダーメイドで割高になってしまいます。
オーダーメイドは仕立てに時間もかかるため、入居のタイミングに間に合わないというケースも起こり得ます。
カーテンとロールスクリーンの違いを理解していない
カーテンだけでなく、ロールスクリーンという選択肢もあります。
機能や見た目、設置のしやすさがそれぞれ異なるため、違いを理解せずに選んでしまうと、後から「別のタイプにすればよかった」と感じることがあります。
将来の模様替えを考えていない
安価なカーテンを選んでおけば、汚れたら気軽に買い替えることができ、部屋の雰囲気を定期的に変えられるという発想を持てていないことも、コストと満足度の両方を見落とす原因になります。
高価なカーテンを一度きりの買い物として選んでしまうと、汚れや日焼けが気になってもなかなか買い替えに踏み切れず、結果的に古びた印象のまま長年使い続けることにもなりかねません。
解決方法:既製品サイズに合わせ、自分で手配する
解決策は、窓のサイズをできるだけ既製品のカーテンサイズに合わせ、カーテンやロールスクリーンを自分で手配すること。
窓のサイズを既製品のカーテンサイズに合わせれば、より安価に抑えられます。
打ち合わせの段階で、窓のサイズについても既製品との兼ね合いを意識しておくと、後々の費用を抑えられます。
安価なものを汚れたら買い替えれば、部屋の雰囲気も変わりますので、定期的にイメージチェンジでき、そのたびに新たな気持ちになれるかもしれません。
手軽な模様替えという感じで、住み始めてからも楽しみながら空間づくりができます。
私の家では、カーテンではなくロールスクリーンをDIYで設置し、自分で施工することでコストダウンを図りました。
自分の手で窓周りを仕上げる経験は、コスト以上に愛着の持てる住まいづくりにつながりました。
ロールスクリーンは、カーテンに比べてすっきりとした印象になりやすく、窓辺をすっきり見せたい方にも向いています。
一方でカーテンは、開閉時の操作感や光の入り方の調整のしやすさに優れており、部屋ごとの用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。
今日からできる具体アクション
- 窓のサイズを既製品のカーテンサイズに合わせられないか、設計段階で確認する
- カーテンとロールスクリーンの機能や設置のしやすさを比較してみる
- ニトリなどの量販店で、価格帯やデザインの選択肢を事前に調べておく
- 特殊な形状の窓にする場合は、オーダーメイドの費用も含めて検討する
- 汚れたら気軽に買い替えられる価格帯のカーテンを選んでおく
- 部屋ごとにカーテンとロールスクリーンを使い分けられないか検討する
「既製品に合わせる」という視点を持つだけで、窓周りの費用は大きく変わります。
間取り図を見ながら、窓のサイズについても家族で話し合ってみてください。
まとめ
カーテンは、ハウスメーカー任せにするよりも、自分で準備した方がコストを抑えられるケースが多くあります。
窓のサイズを既製品のカーテンサイズに合わせておくことで、より安価に済ませることができます。
安価なカーテンを選んでおけば、汚れたら気軽に買い替えられ、模様替えを楽しむこともできます。
カーテンとロールスクリーンの違いも理解したうえで、自分たちに合った選択をすることが大切です。
自邸を建てて7年、そして10年以上の現場経験から、私はこの窓周りの工夫の大切さをお伝えしたいです。
打ち合わせの際は、窓のサイズと既製品カーテンの兼ね合いについて、ぜひ確認してみてください。
それだけで、住み始めてからの選択肢が大きく広がります。
私自身、ロールスクリーンをDIYで取り付けた経験は、家づくりの中でも特に印象に残る時間になりました。
自分の手で仕上げた窓は、既製品をそのまま設置するよりもずっと愛着が湧くものです。
ぜひ皆さんも、無理のない範囲でDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。


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